先日ご来店いただいたお客様から、「4番・5番でプリエをすると膝が前に出てしまう。特にグランプリエはお尻が後ろに出てしまう!」というお悩みをいただきました。
勿論、大人から始めた方です。
大人から始めた方は、最初は4番・5番のグランプリエって難しいですよね。
そもそもプリエってどうやるんでしょう?
プリエは、「曲げる」って意味ですよね?
何処を?
骨盤から下の関節。
股関節、膝関節、足関節(足首)。
でも、大人から始めた方はつい「膝を曲げる」って意識してしまいますね。
で、先ほどのお客様に、5番ポジションから骨盤を立てたまま股関節を曲げる意識でやってみてもらいました。
すると膝を外に向けたまま、綺麗にグランプリエが出来ました!
しかし、残念なことに立ち上がる時は膝が前に出てしまいました。
なので、今度は立ち上がる時に先ずは足関節を伸ばすことを意識してもらいました。
すると・・・綺麗に膝を外に向けたまま立ち上がれました。
そうなんです!意識の問題なんですね。
プリエは「膝を曲げて下がる」ではなく、「股関節を曲げることにより膝関節が曲がり、足関節も曲がる」です。
グランプリエは最後に足の指の付け根にあるMP関節も曲がります。
立ち上がる時は、反対にMP関節から順番に伸ばしてあげるだけ。
グランプリエから戻る時、よく先生から「踵をつけてから」って言われますよね?
MP関節を伸ばした状態が踵がついた状態です。
次のレッスンで是非そこを意識してプリエしてみてくださいね。
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